昨夜、おそろしく鮮明な夢を見ました。
記憶が今あるところで書いてみました。
どこか異国の地で、美容エステを受けている夢です。
正直なところ、雰囲気は怪しさ満点。
それでも施術を受けた私は、
鏡に映る自分の顔を見て驚きました。
若返っている。明らかに。
「すごい……」と思ったのも束の間、
ふと施術者たちの手元が気になり、自分の体を見下ろすと——
なんと、傷だらけ。
これは違う!
このまま継続するよう言われても、私はきっぱりと拒否しました。
そこで、夢から目覚めました。
夢の中の私は、
「見た目の変化」に心を動かされ、
「自分の本質」が傷ついていることに気づくまでに時間がかかりました。
目が覚めたあと、心に残ったのは、
“誰かから教わったことを、自分の技術として落とし込む”ことの大切さと、
それには時間と地道な努力が必要だという、ある種の覚悟のようなものでした。
一瞬で変われるような魔法のような技術は、もしかしたら存在するかもしれません。
でも私は、見えないところにこそ、丁寧に手をかけたい。
体に触れる仕事だからこそ、結果も大事だけれど、
「どうやってそこにたどり着いたか」も、同じくらい大切だと思うのです。
今、私はまさに、その地道な道を歩いている途中。
夢がそれを教えてくれた気がしています。
もし、「ラクに変わりたいな」と感じたとき、
その変化の裏にある“プロセス”に目を向けてみてください。ひんとが見つかりますように。