あなたの体、がんばりすぎていませんか?
私たちの体は、毎日がんばっています。
でも、そのがんばりが続きすぎると、
少しずつバランスが崩れ、どこかに“破壊”が起きます。
腰が痛い、肩がこる、膝がつらい…。
でも、その痛みの原因は、そこだけではないことが多いんです。
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痛みは、思わぬところからやってくる
✅ 腰の痛みの原因が、じつは足首だった
✅ 肩こりが、股関節や呼吸からきていた
✅ 膝の痛みが、内臓の疲れとつながっていた
こんなことは、特別な症例ではなく、日常的によくあることです。
体はバラバラのパーツではなく、ひとつにつながったシステムだから。
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破壊の連鎖を止めるには
痛いところだけをケアしても、
一時的にラクになるだけで、また同じ痛みをくり返してしまいます。
その連鎖を止めるには、
体全体をひとつのチームとして整える視点が必要です。
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再生するために必要なこと
壊れたバランスを取り戻し、体を“再生”させるために大切なのは…
✅ 定期的にプロの施術でリセットすること
✅ そして、自分でも日々セルフケアを続けること
どちらか片方だけでは、またすぐにバランスが崩れてしまいます。
逆に、両方を組み合わせることで、体はちゃんとよくなろうとする力を発揮してくれます。
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セルフケアは“特別なこと”じゃない
セルフケアと聞くと、
「時間がない」「めんどくさい」と感じる方も多いかもしれません。
でも、難しいことをする必要はありません。
呼吸を整えたり、水分をこまめにとること、
少しストレッチをしてあげるだけでも、
体の“再生力”はちゃんと働き始めます。
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今日からできる!朝のセルフケアのワンポイント
“破壊”をため込まないために、
朝の体をリセットする時間をつくることが大切です。
朝起きたとき、すっきり目覚めるには…
✅ 股関節まわりを軽く動かす
✅ 深呼吸をして背骨をゆっくり動かす
こうすることで、寝ているあいだに固まった体の歪みをリセットできます。
むずかしいことをする必要はありません。
自分に合った簡単なケアを、コツコツ続けることが大事です。
連日の猛暑で、呼吸が浅くなり、自律神経が乱れがちに…。
しっかり寝ても身体の倦怠感が抜けない。
免疫力が落ちて帯状疱疹が出てしまったり、
首こりや首の違和感が続いたり…。
そんなお悩みに、オハナではお一人おひとりの状態に合わせたケアを一緒に考え、
身体の不安をゼロにすることを目指しています。
なかなか解消されないお悩みがありましたら、
どうぞお気軽にご相談くださいね。
【簡単1分】首ケアでストレートネック&二重あご予防!
スマホやパソコンを長時間使う生活で、気づけば…
• 首や肩がガチガチにこる
• 頭が前に出た姿勢(ストレートネック)がクセになっている
• フェイスラインがもたつき、二重あごが気になる
そんな方が増えています。
首まわりが固まると、血流やリンパの流れが滞り、
姿勢が悪くなるだけでなく、顔まわりのたるみや疲れ顔の原因にもなってしまうんです。
そこで今回は、1日1分でできる首ケアと、
合わせてやりたい姿勢改善のポイントをご紹介します。
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首ケアのやり方
1️⃣ お腹に手を当てる
両手のひらをおへそのあたりにそっと置きます。
2️⃣ 背中に向かってゆっくり押す
お腹を軽くへこませるように、背中の方向へゆっくり圧をかけます。
3️⃣ 小指側を意識して手を持ち上げる
手の小指側を支点に、ふわっと上に持ち上げます。
4️⃣ 45度くらい上を向く
そのまま顔を少し上げ、斜め上(約45度)を見ます。
5️⃣ あごを引きながら元に戻す
ゆっくりあごを引いて、顔を正面に戻します。
6️⃣ 手を下ろしてリラックス
両手を楽に下ろし、首や肩の軽さを感じます。
💡 ポイント
呼吸を止めず、ゆっくり動かすこと。痛みがあるときは無理しないでくださいね。

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この首ケアで期待できる効果
✅ 首の筋肉がゆるむので、姿勢のリセットに◎
✅ ストレートネックによる首こり・肩こりの予防
✅ フェイスラインが引き締まり、二重あご対策にも
✅ 血流アップで顔色が明るくなる
ちょっとした習慣にするだけで、
「首がラク!」「顔まわりがすっきりした!」という声も多いケアです。
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姿勢改善ポイントも一緒に意識しよう
首ケアと一緒に、日常の姿勢を見直すとさらに効果的!
✔ スマホは目の高さで見る
下を向く時間を減らすだけでも、首の負担は激減します。
✔ 座るときは骨盤を立てる
骨盤が後ろに倒れると、頭が前に出やすくなります。
座るときは、お尻の下にタオルを少し折って入れるとラクに骨盤が立ちます。
✔ 1時間に1回はリセットタイムをつくる
長時間同じ姿勢が続くと、首まわりが固まりやすいので、こまめに立ち上がって伸びをしましょう。

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いつやるといい?
• スマホやパソコン作業の合間に
• 寝る前のリラックスタイムに
• 鏡の前で、フェイスケアのついでに
「ちょっと首が重いな…」と思ったときがケアのタイミング!
毎日コツコツ続けることで、
首もフェイスラインもすっきり、印象も若々しく変わっていきますよ。
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まとめ
ストレートネックや二重あごは、
“首が前に出るクセ”や“姿勢の乱れ”から起こりやすいもの。
今回の首ケアは、
首の筋肉をゆるめ、姿勢のリセットにも役立つ簡単ケアです。
1日1分からでも続けることで、
首の軽さやフェイスラインの変化を感じれるでしょう。
お試しくださいね。
骨の健康、ちゃんと意識してる?
──ビタミンD、足りてますか?
50代になってから、なんとなく疲れやすいなぁとか、関節がこわばるなぁ……そんな体の変化、感じていませんか?
もしかしたらそれ、更年期による「骨密度の低下」と関係しているかもしれません。
実は、骨の強さのピークは20歳前後なんですって。そこからは、“骨の貯金”を少しずつ使っていく時期に入っているんですね。
だからこそ、これからの人生を元気に、しなやかに過ごしていくには、「骨の健康」を意識することがとっても大切なんです。
産婦人科の先生で、浜田病院の理事長でもある山村菜実先生も、
「更年期で女性ホルモンが減ってくると、骨粗しょう症のリスクがぐっと高まります。でも、実は骨には“ビタミンD”もとても大切なんです」
とお話しされていました。
ビタミンDって、実は骨の味方!
「ビタミン」って聞くと、お肌に良さそうとか、美容に効きそうって思いますよね。でも、ビタミンDはちょっと違って、骨のためにめちゃくちゃ大切な栄養素なんです。
たとえばこんな働きがあります👇
✔ カルシウムの吸収を助ける
✔ 骨の新陳代謝をサポートする
✔ 筋肉や免疫機能にも関わっている
つまり、どれだけカルシウムを摂っても、ビタミンDが不足していたら骨に届かない!
しかも、筋力も落ちやすくなって、転びやすくなったり、骨折のリスクまで高くなってしまうんです。
紫外線を気にしすぎていませんか?
最近は「美白命!」で、日焼け止めを1年中塗っている人も多いでしょう。
でもそれ、ビタミンD不足につながっているかも。
ビタミンDは、太陽の光を浴びることで体の中でも作られるんです。
1日15〜30分、手のひらに日光を当てるだけでもOKなので、無理のない範囲で“おひさまタイム”を取り入れてみてください。
骨を守る3つのヒント
では、骨を元気に保つにはどうしたらいいのか?
今日からできる3つのポイントをまとめました!
① 食事でビタミンDをとろう
ビタミンDが多い食べ物はこんな感じ👇
・鮭やサバなどの青魚
・きのこ類
・卵の黄身
お魚はカルシウムも一緒に摂れるので一石二鳥。
② 運動で骨に刺激を
骨って、刺激を受けることで丈夫になるんですって。
ウォーキングや軽いジャンプ運動が◎!
階段を使うだけでも効果的なので、日常の中でコツコツ続けていきましょう。
③ 定期的に骨密度をチェック
とくに閉経後は、骨密度がガクッと落ちやすい時期。
1〜2年に一度のペースで、骨密度検査を健康診断にプラスしてみてください。
これからも、元気に生きていくため
私たちにとって、体は道具であり、宝物。
クライアントの身体と向き合うには、まず自分自身が健やかであることが大前提。
だから今、少しだけ「骨のこと」も意識してみませんか?
日々の食事、軽い運動、そして太陽の光。
そんな小さな積み重ねが、10年後、20年後の“しなやかな私”をつくってくれるはずです。
股関節の痛み、
実はももの前の筋肉が関係しているかも?
こんにちは。
オハナのともです。
今日は「股関節の痛み」についてのお話です。
▽なんとなく違和感、引っかかる感じ…ありませんか?
・病院に行くほどではないけれど、股関節がかたい
・足のつけ根が引っかかるような感じがする
・歩いたときに少し気になる
そんな“ちょっとした違和感”を放っておいていませんか?
その股関節の不調、「大腿直筋(だいたいちょっきん)」という筋肉のかたさが関係しているかもしれません。
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▽大腿直筋ってどんな筋肉?
大腿直筋は、ももの前側にある長くて強い筋肉です。
骨盤(こつばん)の前側から、すねの骨までをつなぎ、
股関節やひざを動かすときにとても大切な役割をしています。
この筋肉がかたくなると、
股関節の動きにも影響を与えてしまいます。
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▽注目ポイント:「寛骨臼上縁(かんこつきゅうじょうえん)」
とくに注目したいのが、
大腿直筋が骨盤のどこにくっついているか──です。
それが「寛骨臼上縁(かんこつきゅうじょうえん)」。
この部分は、足のつけ根にある丸い“おわん型”のくぼみのフチにあたります。
股関節のボール(大腿骨頭)がちょうどはまり込む、関節の受け皿のようなところです。
さらにこの部分には、股関節を包んでいる関節包(かんせつほう)というふくろのような組織もついています。
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▽筋肉がかたくなると、関節がうまく動かなくなる?
大腿直筋がかたくなると、
その付着部にある関節包も一緒に引っぱられてしまいます。
すると、股関節の中の動きがスムーズでなくなり、
• 関節包
• 関節唇(かんせつしん)※関節のクッションのような部分
などにメカニカルストレス(物理的な負担)がかかり、炎症や痛みを引き起こしてしまうことがあるのです。
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▽股関節が痛いとき、チェックすべきは「ももの前」
もし最近、股関節まわりに違和感や軽い痛みがあり、
同時に「ももの前がかたい」と感じる場合は、
大腿直筋のケアがとても大切になります。
この筋肉をゆるめてあげることで、
股関節の可動域が広がり、動きもスムーズに。
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▽だからこそ──セルフケアが必要です
日常生活で何気なく感じる違和感こそ、
体からの「ちいさなサイン」。
そのままにせず、
自分でやさしく整えていくことが、
痛みや不調の予防につながります。
「なんとなく股関節が気になる…」という方は、
ぜひご自身のからだにそっと意識を向けてみてください。
続けること。ただ、続けること。
若いころのようには、すぐに変われないかもしれない。
でも、変われないわけじゃない。
わたしのばあい、
「身体って、ほんとうに変わるんだ」と思えたのは、
初めて“自分のからだ”と毎日向き合い続けたときでした。
たとえば──
朝、ノートにその日できた“小さなケア”をひとつ。
夜、今日のからだから受け取った「ありがとう」をひとつ。
それだけを、ただ、淡々と1ヶ月。
ある日ふと、
「あれ?なんだかラクかも」
そう思えたとき、
あの時間が、確かに自分を変えてくれていたことに気づいたんです。
やれば、変わる。
身体は、ちゃんと応えてくれる。
だから私は、今も続けられる。
むずかしいことじゃない。
特別なスキルも、高額な道具もいらない。
ただ、毎日ほんの少し、
“自分のからだ”に目を向けるだけ。
できない日があっても、また戻ればいい。
50代は、がんばらなくても、変われる時期だから。
身体が整うと、心がゆるみ、
呼吸が深くなって、世界の見え方まで変わっていく。
「変わる」というのは、
あなた自身を“誰か違う人にする”ことじゃない。
ほんの少し、見方が変わるだけ。
身体が変わると、自然とそうなる。
オハナの整体も、
そんな小さな「ただ、やるだけ」の積み重ねです。
わざわざ大金を払う必要なんて、ないんです。
と言っても、スクールやセミナーを否定しているわけじゃありません。
私自身、たくさんのスクールに通ってきましたし、今でも学び続けています。
それは、未来の自分につながる、大切な仕事だから。
もし「自分の身体とちゃんとつながりたい」って思うなら、もっとシンプルな方法があるんです。
月に一度、サロンで身体を整えてもらう。
そして、自宅ではコツコツ、自分のペースで身体を動かす。
たったそれだけで──
動きやすさが変わり、気持ちが軽くなって、
気づけば、人生そのものが動きはじめていた。
そんなふうに感じてくださる方が、実際に増えているんです。
身体を整えることは、心を整えること。
そして、人生を整えていくこと。
無理せず、がんばりすぎず。
“自分の心地よさ”を軸に生きていけたら、きっと大丈夫。
みなさんはどうですか?
いまのキャリアの先に、あなたがほんとうに望む未来は見えていますか?
もし、少しでも立ち止まって考えたくなったら──
どうぞ、オハナへいらしてください。
オハナでは、みなさんに喜んでいただけるように、
毎年テーマを決めて、活動しています。
昨年のテーマは「アロマ」。
香りの力で、心と身体をそっとほぐす時間を大切にしてきました。
そして今年のテーマは「心理」と「呼吸」。
自分の内側とやさしく向き合うことで、
心と身体のバランスを整えていく──
そんな学びや体験を、みなさんと一緒に深めています。
あなたの“これから”を、身体からそっと応援させてくださいね。
あれ?痛くない──からだがそっと教えてくれたこと
「あれ?股関節、痛くない…」
そんなつぶやきから、今日の施術が始まりました。
ひと月前は、動かすたびに痛みがあって、
「怖くて、もう動かしたくないんです」とお話しされていたHさん。
本日、3回目のご来店。
同じ動きをしてみたら、痛みがない。
あれ?肩も軽いかも…。
そんな小さな気づきが、ぽろぽろとこぼれました。
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整体って、からだを本来の場所に戻すこと
「整体ってね、からだを解剖学的に“本来あるべき場所”に戻すことなんです。」
そう教えてくださったのは、私が学んでいるKen Yamamoto先生。
姿勢や動きのクセで、少しずつずれてしまった骨や筋肉を、正しい場所にそっと戻してあげる。
すると、今まで眠っていた筋肉が目を覚まし、
自然に動き出してくれるんです。
からだは、ちゃんとわかっているんです。
どう整えたら、また心地よく動けるかを。
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今日もまた、学びを重ねて
私は、治療家としてはまだまだ未熟です。
でも、目の前の方が
「楽になりました」「動かせるようになりました」と
笑顔を見せてくださるたびに、
この道を選んでよかったと、心から思います。
感謝が止まりません。
痛みがやわらぎますように。
毎日が、もっとやさしく、豊かになりますように。
そんな想いを胸に、これからもKen Yamamotoテクニックの学びと実践を、ひとつずつ、ていねいに重ねていきたいと思っています。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
家事と仕事のあいだで、ゆれる心──
「対岸の家事~これが、私の生きる道…」には、
「両立って、そんなに簡単なことじゃない」──
そんな静かなメッセージが込められていたように思いました。
サブタイトルやビジュアルだけを見ると、「ああ、女性向けのホームドラマね」と感じる方もいるかもしれません。
けれど実際に観てみると、そこには、今の日本社会が抱える深いテーマが丁寧に描かれていました。
たとえば、「家事と仕事の両立」。
私たち50代の女性──特に仕事を持ち、人生の節目を意識しながら生きる“キャリアセラピスト”にとっては、まさに他人ごとではないテーマです。
子育てを終えた後も、家のことは「女性がやるもの」という空気は、まだまだ根強く残っています。
そして、仕事に真剣に向き合えば向き合うほど、家とのバランスに悩むことも増えていく。
ふと立ち止まった瞬間、「これでいいのかな…」と自分に問いかけたこと、ありませんか?
ドラマの中では、そんなモヤモヤや葛藤を声高に叫ぶのではなく、日常の風景の中に静かに織り込むように描かれていました。
育児、介護、そして職場での違和感…。
ひとりの登場人物が、それらすべてを抱えながら、ときに迷い、ときに踏ん張りながら生きていく姿に、多くの視聴者が共感したのも納得です。
「女性の社会進出」という言葉は、ずいぶん前から使われています。
でも現実には、“担うもの”が減ったわけではありません。
むしろ、今の50代は親の介護や自身の体調と向き合いながら、
「まだまだ働ける」「もっとやりたい」と、自分を励まし続けている世代なのです。
だからこそ、あのドラマがそっと伝えてくれた
「完璧じゃなくていい」
「頑張るあなたを、ちゃんと誰かが見ている」
というメッセージは、心にじんわりと染みてきます。
家事と仕事を「どう両立するか」よりも、
「どう自分の気持ちと折り合いをつけていくか」。
そんな視点で生き方を見つめ直すきっかけを、ドラマは私たちに与えてくれていたのかもしれません。
そして何より、家族の幸せを一番に願っているあなたへ──
サロンに来られたときには、どうか肩の力を抜いてください。
社会的な役割や日々の責任は、少しの間だけ脇に置いて、一人の「女子」として、自分自身をやさしくゆるめる時間を、たっぷり味わっていただけたらと思います。
その小さな“緩み”が、また明日を生きるための大きなエネルギーになる。
そんな時間を、私は心を込めてサポートさせていただきます。
3分でできる!腰のねじれ解消ストレッチ
✅所要時間:各30秒 × 6種(合計3分)
すべてイスや床でできる、簡単な動きです。
その日の疲れが軽減できたり、
足がつらないとか、
いろいろな効果が期待できますね。
是非お試しください。
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①【膝倒しワイパー】(30秒)
❶ 仰向けに寝て、膝を立てる
❷ 両膝をそろえて左右にパタンパタンと倒す
→ 腰椎のねじれをリリース
▶ 呼吸を止めず、リラックスしながら

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②【骨盤ねじり座りストレッチ】(左右 各30秒)
❶ イスに浅く座り、背筋を伸ばす
❷ 右手を左膝に置き、ゆっくり左へ体をひねる
❸ 反対も同様に
→ 腰〜背中の回旋筋を整える

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③【腸腰筋のリリース】(左右 各30秒)
❶ 片膝立ちになり(ランジ姿勢)
❷ 後ろ脚の股関節前側(腸腰筋)を伸ばす
→ 座り姿勢で短縮しがちな腸腰筋を伸ばすと骨盤が整います

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④【キャット&カウ】(30秒)
❶ 四つ這いになり、背中を丸める(吐く)
❷ 背中を反らせて顔を上げる(吸う)
→ 背骨全体を波のように動かし、腰椎のつまりとねじれを緩める

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⑤【お尻ほぐしストレッチ】(左右 各15秒)
❶ 椅子に座って右足を左膝の上に乗せる(数字の4の形)
❷ 背筋を伸ばし、少し前に倒れる
→ 大臀筋〜梨状筋の緊張をゆるめることで、骨盤の左右差を整える

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☘️ポイントまとめ
• 動きは「ゆっくり」「呼吸と一緒に」
• 左右差を感じたら、硬いほうを少し長めに
• 無理せず“気持ちいい”感覚でとめる
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🎁オプション(時間があるときに+1分)
• 足裏をほぐす → 足趾を広げる、ころころ刺激する
→ 下から整えると、骨盤と背骨も安定します!
朝、身体が動かない…それでも、大丈夫。
最近、朝起きたときに
「あれ?身体が固まってて動かない……」
そんなふうに感じること、ありませんか?
かつては布団からすっと起き上がれていたのに、
いつの間にか、関節がぎこちなくて、背中も腰もなんだか重たい。
年齢のせいかな、とちょっとため息が出ることもあるかもしれませんね。
でもね、大丈夫なんです。
そんなときこそ、無理をしないで「できる範囲」で、
まずは足首をくるくる、首をゆっくり回すところから始めてみてください。
「動かそう」としなくていい。
「動かしてみようかな」と、やさしく声をかけるように。
そして、深呼吸をひとつ。
肩の力を抜いて、ゆっくり、ゆっくり。
最初は少しずつでも、
続けていくうちに、身体の内側からエネルギーが戻ってくるのを感じられるはず。
「おはよう、わたしの身体」って、あたたかく声をかけながらね。
50代。
まだまだ現役で働いて、周りの人を支えたり、
自分の夢やライフワークに向かって走り続けたりしているわたしたち。
でも、だからこそ――自分の身体との対話を、忘れないでいたいものです。
一日を気持ちよく始めるための、小さな朝の習慣。
それは、これからの人生をもっと軽やかに、心地よくしてくれる、
大切な自分への贈りものかもしれません。
今日も、自分をいたわる朝を。
そして、あなた自身のペースで、軽やかに動き出しましょう。