体幹と心、どちらも揺るがない自分へ
朝から太ももが筋肉痛。
歩き方までぎこちなくなっていた。
最近、「体幹が弱い!」と実感することが増え、鍛え始めたところ。
昨日はストレッチポールの上でスクワット。
ぐらつきながらも、なんとか数回こなした。
体幹は、心とも深くつながっている。
体幹がぐらぐらだと、心もまた揺れやすい。
もしかすると、私の心もグラグラだったのかもしれない。
けれど、それを他人が指摘してくれることはない。
気づかないふりをしてくれるだけ。
ふと、周りを見て思う。
迷いやすく、決断が二転三転する人は、
きっと腰が弱いのではないかと。
自分のケアは、自分でしていくもの。
誰かに言われたからではなく、
「自分のために」向き合うもの。
とはいえ、何から始めるかは人それぞれ。
とっつきやすいものから選べばいい。
私の場合は、呼吸法だった。
呼吸は、身体の機能の中で唯一、自分でコントロールできるもの。
深く息を吸い、ゆっくり吐く——それだけで、心地よさが広がり、幸せな気持ちに包まれる。
聞こえが悪い左耳にも、何だか良い影響があるみたい。
さらに呼吸法を深めていけば、
トシさんが言うように、
「呼吸法で人生が変わる」境地にたどり着けるかもしれない。
58歳。まさか、こんな大それたことを言えるようになるなんて。でも、それも呼吸法のおかげかもしれない。
春一緒に自分のためのケア、始めませんか?
40代・50代の忙しい女性の皆様へ、日々の生活に取り入れやすい呼吸法とその効果についてご紹介します。
呼吸は自分でコントロールできる貴重な機能
日常生活で意識的にコントロールできる身体の機能の一つが呼吸です。特に、ヨガの呼吸法であるプラーナヤーマは、生命エネルギーを制御・延長することを目的としています。この呼吸法を通じて、身体と心の調和を促し、エネルギーの流れを最適化することが期待できます。
プラーナヤーマの主な効果
• 自律神経の調整:リラックス効果やストレス軽減に寄与します。
• 集中力や精神の安定:マインドフルネスや瞑想のサポートとして効果的です。
• 血流促進と内臓機能の向上:酸素供給の増加により、全身の機能が活性化されます。
• エネルギーの活性化:疲労回復や活力向上が期待できます。
呼吸法の奥深さとヨガとの関係
呼吸法は単なるテクニックではなく、生きることそのものと深く関わっています。ヨガに詳しくなくても、呼吸法を学ぶことでヨガの理解や実践につながるかもしれません。実際、ヨガは「心・体・魂」を宇宙に近づけ、苦痛から解放する伝統的な療法であり、呼吸はその重要な要素とされています。
自分の呼吸に気づくことの重要性
日々の忙しさの中で、呼吸が浅くなっていることはありませんか?正しい呼吸を身につけることで、肋骨の動きが滑らかになり、身体全体のバランスが整うことが期待できます。
実践の始まりと「滝の呼吸」
日常生活に呼吸法を取り入れることで、自己との対話が深まります。例えば、「滝の呼吸」は息を三段階に分けて吐く方法です。最初は肋骨が硬く、思うようにいかないこともあるかもしれませんが、無理のない範囲で続けることで、身体に変化が現れてきます。
「呼吸は微細」— トシさんの言葉
この言葉が示すように、呼吸は非常に繊細で奥深いものです。呼吸法を実践することで、自分自身の新たな一面や可能性に気づくことができるでしょう。
体の変化とウッジャーイー・プラーナーヤーマ
呼吸法を続けることで、内側からリラックスが湧き上がる感覚や、体の巡りが良くなり体温が上がるといった変化を感じることがあります。特に、「ウッジャーイー・プラーナーヤーマ」という呼吸法は「勝利」を意味し、実践することで心身の調和を促します。例えば、私の場合、左耳の聞こえが悪い状態ですが、この呼吸法を行うことで耳の細い血管に血液が流れるように感じ、聞こえが改善されることもあり、大いに期待が高まります。
まとめ