呼吸がもたらす「ゆらぎ世代」の心と体への癒し
50代は、心も体も大きな変化を迎える「ゆらぎ世代」といわれます。ホルモンバランスの変化やストレス、疲れを感じやすくなる一方で、これからの人生をどのように生きたいかを考え始める大切な時期でもあります。そんな「ゆらぎ世代」の皆さまに、今回は心身を整える鍵となる呼吸についてお話しします。
呼吸の重要性と「プラーナ」の力
呼吸は、生命活動の基本でありながら、普段は無意識に行っていることが多いものです。しかし、ヨガやインドの伝統では、呼吸は単なる生理的な機能を超えて、「プラーナ」=生命エネルギーとして捉えられています。深い呼吸を通じて、宇宙のエネルギーを体内に取り入れ、心身を整える力があると思います。
私自身もヨガを少し学び始めたとき、この「プラーナ」の概念に感動しました。呼吸を深めるたびに、エネルギーが循環し、心が穏やかになるのを感じたのを今でも覚えています。
呼吸が浅いことに気づいていますか?
現代社会では、多くの方が浅い呼吸になっているといわれます。ストレスや不安で無意識に呼吸が短くなり、心身がリラックスできない状態が続いてしまうのです。しかし、「呼吸が浅い」と自覚していない方も少なくありません。
実際、私のサロンにいらっしゃるお客様の中には、「自分は呼吸をしているつもりだったけれど、実はとても浅かった」と驚かれる方が多いです。
呼吸法を取り入れると何が変わるの?
呼吸を意識するだけで、次のようなポジティブな変化が期待できます:
• 心の安定:リラックス効果が高まり、不安感が軽減します。
• 身体の緊張をほぐす:深い呼吸によって筋肉が緩み、慢性的な痛みやコリの軽減が期待できます。
• 思考の解放:頭がスッキリし、気持ちが前向きになります。
• 免疫力の向上:自律神経が整い、体の防御力が高まります。
例えば、肩こりや腰痛でお悩みの方が、呼吸法を実践することで「体が軽くなった」「痛みが和らいだ」とおっしゃることも多いです。
呼吸法を始めるためのワンステップ
呼吸法を特別なものだと思わず、まずは1日数分、深呼吸をしてみてください。おすすめは、以下のシンプルな方法です:
1. 背筋を伸ばし、楽な姿勢で座ります。
2. 鼻から息を吸い、お腹が膨らむのを感じます。
3. 口からゆっくりと息を吐きます。このとき、お腹を凹ませるようにします。
4. これを数回繰り返し、呼吸に意識を向けてみてください。
この小さな習慣が、心と体のリセットにつながります。
結びに
50代の女性が抱える悩みはみんなあるし、さまざまでしょう。呼吸法はどんな状況でも簡単に始められるセルフケアの一つです。深い呼吸を意識することで、心身が軽くなり、自分自身と向き合う時間が増えます。
忙しい毎日の中で、ぜひ「呼吸」に意識を向けてみてください。
いつもブログをお読みくださり、ありがとうございます。
本日は、リラックスのご紹介です。
「まだやれる」ともすれば、自分の身体のことを後回しにしがちだったりしてませんか?
生活の中では、心がざわざわしたり、不安になったり、怒りなど、さまざまな感情が現れることがあります。
私は整体をしているせいか、不調と感情の結びつきを強く感じます。先日はこんなことがありました。
あるお客様が「ドクターによくなっていると言われました」と信じたい、でも身体に違和感を感じると来店されました。話をお聞きすると、他人から指摘されることへの強い恐怖心があり、それが過敏な反射になっているのかもと感じました。
その方の身体を触れてみると、腹部にはりがあり、便秘気味であることが分かりました。これは、こらえて言葉をためこんでいるせいかもしれません。
ところが、結局「痛みがあるのかないのか分からない」という状況に突入し、ご自身の感覚が分からないほど思考で頭がいっぱいのようでした。これは、過度な緊張が続いているが原因からきているのではと思った貴重な経験でした。
「何もしない、あえて考えない、リラックスする時間」が私達には必要なのでしょう。
私のおすすめは無になるリラックスする、ただ呼吸するを試してみてください。
簡単にできる4-7-8鼻呼吸法
身体のサインに気づいたら、少しでも自分をいたわるへことを始めてみませんか?ここでおすすめなのが、簡単にできる4-7-8呼吸法です。
1. 背筋を伸ばし、リラックスした姿勢で座ります。
2. 鼻から4秒間かけてゆっくり息を吸い込みます。
3. 吸った息を7秒間キープします。
4. 鼻から8秒かけてゆっくり息を吐きます。
これを1サイクルとして、3~4回繰り返してみましょう。心が落ち着き、気持ちが少しスッキリするのを感じられるでしょう。
心と身体のサインに気づいていますか?
いつもブログをお読みくださり、ありがとうございます。
50代を迎えると、心や身体のゆらぎを感じる瞬間が増えてきます。私の仕事を通じて気づいたのは、身体の部位に現れる感覚や状態が、内面的な感情や考えを反映していることが多いということです。
今日は、そんな心と身体の繋がりを知るヒントとして、4つの部位について考えてみましょう。
1. 仙骨に重圧を感じる時
「なんだか腰のあたりが重い」と感じたら、それは責任やプレッシャーを抱えすぎているサインかもしれません。家族や仕事、周囲を支える役割が多い50代の女性にとって、「自分のための時間」を取るのは難しいと感じることもあるかもです。
2. 喉が詰まる感覚
「本当はこう思っている」と言いたいのに、言葉を飲み込んでしまうことが続くと、喉に詰まりや違和感を感じることがあります。家族や周囲に遠慮して、自分の気持ちを表現することをためらっているとき、心が喉にメッセージを送っているのかもしれません。
3. おでこに考えが飛ぶ
「あれもやらなきゃ」「これも忘れないように」と、頭の中が忙しく働きすぎていると、考えがあちらこちらへ飛び散る感覚が出てきます。そんなときは「一つに集中したい」「少し休みたい」という身体の声を受け止めることも必要かも。
4. みぞおちの不安
みぞおちに重さや違和感を感じるときは、自己肯定感や自信が揺らいでいるサインかもしれません。50代は新しいチャレンジが増える一方で、「私には無理かも」と感じる瞬間もあるかもしれませんが、少しずつ「大丈夫」と自分を励ますことが心と身体の軽さを取り戻す鍵になるでしょう。
5.自分を労わる第一歩
簡単にできる4-7-8鼻呼吸法
身体のサインに気づいたら、少しでも自分をいたわることを始めてみませんか?ここでおすすめなのが、簡単にできる4-7-8呼吸法です。
1. 背筋を伸ばし、リラックスした姿勢で座ります。
2. 鼻から4秒間かけてゆっくり息を吸い込みます。
3. 吸った息を7秒間キープします。
4. 鼻から8秒かけてゆっくり息を吐きます。
6.心と身体の声に耳を傾ける時間を
「どれも当てはまる!」と感じた方は、心や身体が強く何かを伝えたがっているのかもしれません。
最近1日の歩数が多い人はうつ病になりにくい可能性があると海外の医療機関の発表がありました。寒いとどうしても身体を動かすことが億劫にもなります。「身体が固まる」「思考が固まる」を予防するため、少し身体を動かすことを意識してみましょう。
あなたの心と身体が、より軽やかに整いますように。
次回のブログでも、皆さんが実践できるヒントをお届けします。お楽しみに!
呼吸「いつもと変わらず過ごす幸せ」に気づく多くの人が常識だと思っていることを疑い、大事な決断は自らしてきました。第三者の意見ではなく、感性に基づき行動してきたことは大きな要因の一つだと思います。
~ゆらぎ世代だからこそ、理想の身体と新しい自分に出会える~
50代を迎えると、心や体にさまざまな「ゆらぎ」を感じる時期。私は抜け毛で不安になった時でした。通院すると薬を処方されるだけ。一向に改善させない抜け毛に自分でなんとかするしかありませんでした。
でも、だからこそ「新しい自分」に出会うチャンスが訪れるタイミングだったと振り返りました。
では「なぜ50代が理想の身体と新しい自分に出会える時期なのか?」少し考えてみましょう。
1. じぶん時間が持てる
子育てや仕事が一段落し、自分に向き合う時間が増えます。
若い頃は、家族や仕事に追われて「自分のための時間」を確保するのが難しかったかもしれません。
今こそ、じっくりと自分の体と心に向き合い、新しい挑戦を始める絶好のタイミングです。
2. 生活にゆとりができる
子供が独立したり、仕事がある程度落ち着いたりすると、生活に余裕が生まれます。
経済的にも精神的にもゆとりができると、健康や美容に意識を向ける余裕も出てきます。
50代は「今までずっとやりたかったこと」に取り組める貴重な時間です。あなたは何かやってみたいことはありますか?
3. 第二の人生がある
平均寿命が延びた今、50代は人生の折り返し地点ではなく「新たなスタート地点」です。
これからの10年、20年をどう過ごすかで、人生の楽しさがかなり差がでてきます。
身体の声を聴きながら、自分と向き合うと思いがけず幸せが得られるようになります。
「わたしづくり」を始めるのに遅すぎることはない
50代はまだまだ「未来がある」と私は信じています!
呼吸に意識をむけると姿勢が整い、少しずつ日常が変化し、ライフスタイル、生き方までもが変化していく。わたし達が1日20000日している呼吸へ意識をむけてみてくださいね。
呼吸を取り入れると人生爆上がり
深い呼吸を取り入れる3つのメリット
• 心が穏やかになりストレスが軽減
• 血流が促進され、代謝がアップ
• 体と心がリラックスし、質の良い睡眠をサポート
スマホを見る時間が増えると、姿勢が悪くなりがち。わかっていてもやめられない方へ。
見た目の姿勢が悪いだけならいい?いえいえ、その姿勢、実は腰痛や肩こり、首こりだけでなく、思わぬトラブルの原因にもなっています。
さらに、日常的に筋肉を無意識に締めた状態で固定してしまうことで、姿勢が悪化する要因を作り出しているのです。
姿勢が悪いとどうなる?
姿勢の悪化は見た目や体調、日常生活にも大きな影響を与えます。
1. 見た目の悩み
ぽっこりお腹
筋肉を無理に締めることで骨盤が前傾し、お腹が突き出て見えてしまいます。
2. 日常生活でのトラブル
尿漏れ
骨盤底筋が弱まることで、くしゃみや笑ったときに尿漏れが起こりやすくなります。
3. 慢性的な体の不調
姿勢が崩れることで血流が悪化し、首や肩の凝りが目の疲れを進行させます。
不自然な姿勢でスマホを操作し続けることで、手首や指に炎症が起きることもあります。
筋肉を締めすぎるのがNGな理由
「姿勢を良くしよう!」と背筋やお腹を力任せに締めていませんか?
実は、筋肉を過剰に締めた状態が習慣化すると体が固まり、血流が悪くなり、かえって自然な姿勢を保てなくなります。
さらに、締め付ける補正下着などに頼りすぎると、筋肉の自然な働きが弱まり、結果的に姿勢が悪化する可能性も。
正しい姿勢への近道には骨盤底筋や体幹をバランスよく鍛えることが重要です。
骨盤底筋を意識して姿勢改善
姿勢改善のカギは、体の中心部を支える「骨盤底筋」。
骨盤底筋は正しい姿勢や体調を整えるために欠かせない筋肉です。
特に「丹田」(おへその下あたり)を意識することで、呼吸や姿勢が整いやすくなります。
簡単にできる呼吸法
呼吸を整えるだけでも骨盤底筋を鍛える効果があります。
1. 腹式呼吸でリラックス
2. 骨盤底筋を引き上げる呼吸
骨盤の「仙骨のうなずき運動(ニューテーション)」は、外から動きが確認しづらいため、最初は感覚をつかむのが難しいかもしれません。
しかし、少しずつ繰り返すことで、どなたでも習得できます。
50代の女性へ
50代は体が揺らぎやすい時期と言われています。体調や気分の浮き沈みに悩むこともあるかもしれません。
しかし、呼吸や骨盤底筋を意識することで、体も心も少しずつ整えることができます。
わざわざ運動しなくても、日ごろの生活の中に「締める」のではなく、「伸ばす」意識を持つことで、自然で美しい姿勢が手に入ります。
今日からぜひ、良い姿勢を保つ習慣を始めてみてくださいね。呼吸は、私たちが日々無意識に行っているものですが、意識を向けることで心の内側を見つめる優しいツールとなります。そして、それは『アルケミスト』が語る人生の旅路にも深く通じるものがありました。
『アルケミスト』の主人公サンチャゴは、夢を追い求める中で多くの出会いと別れを経験し、自分自身と向き合いながら少しずつ成長していきます。この旅路に呼吸を重ねることで、現代を生きる私たち—特に50代のゆらぎを感じる女性たちにとって、自分を見つめ直す優しいヒントが得られるのではないでしょうか。
呼吸で不安を見つめる
人生の中で不安を感じる瞬間は誰にでもあります。50代という節目は、身体や環境の変化が多く、時に立ち止まってしまうこともあるかもしれません。そんな時、呼吸に意識を向けてみましょう。不安をただ感じるだけでなく、穏やかに見つめ直す力が生まれます。不安を呼吸に乗せてそっと吐き出すイメージを持つことで、心が少し軽くなり、落ち着いて自分を見つめられるようになるはずです。一番自分と親密な少しばかりのお守り、、、、、。
自分が「何者でない」を受け入れる
『アルケミスト』の中で、サンチャゴが旅の途中で何度も感じるのは「自分がまだ完全ではない」という不安や葛藤です。しかし、それを否定するのではなく、一歩ずつ進むことで本当の自分に近づいていきます。
呼吸を通じて「私はこれでいい」、」何なら「今のままでいい」という感覚を育てることが生まれてくることさえも。吸う息で自分をそっと受け入れ、吐く息で過去の期待や他人の目を手放してみましょう。「何者かでなければならない」という思いを解放すると、肩の力が抜けて心がふっと軽くなる感覚が味わえます。
出会いを通じて学ぶ
サンチャゴの旅路で出会うさまざまな人々—商人、王、錬金術師など—は彼の成長に欠かせない存在です。同じように、私たちの人生にも多くの出会いがあります。特に50代になると、これまでとは違う価値観やライフスタイルを持つ人々と触れ合う機会が増えるかもしれません。
呼吸を整えることで、心を開いて新しい出会いを受け入れる準備が整います。「心を開く」、なかなか難しく思うことすら、一度深呼吸をして間をあけてから人と話すと、自然と穏やかで深いコミュニケーションが生まれるでしょう。
自分の直感に耳を澄ませる
『アルケミスト』が何度も繰り返すテーマの一つが「直感を信じる」ことです。現代社会では情報があふれ、自分の本当の気持ちが見えづらくなることがあります。
呼吸を深めることで、直感に耳を澄ます時間を作ることができます。わずか数分を自分一人で静かに呼吸に集中します。そして自分の内側から湧き上がる感覚にそっと気づいてみましょう。それは次の一歩を教えてくれるかもしれません。
現代を生きる術としての呼吸
『アルケミスト』が語るように、人生は自分自身を探す旅です。その旅を進めるための道具として、呼吸はとてもシンプルでありながら優れたパートナーです。何も準備するものはありません。ただ1日20000回する呼吸のうちのわずかな瞬間をとらえてみます。50代のゆらぎの中で、「呼吸」という基本に立ち返ることは、日々を穏やかに過ごす大きな支えになると私は期待をしています。
2年前、再び突然難聴になりました。会話が聞き取りづらくなり、コミュニケーションにも壁を感じるように。それ以来、「健康でいること」のありがたさをしみじみ実感する日々です。
今年の元旦は、娘も息子も帰省せず、夫とふたりで穏やかな日常を過ごしました。以前の私なら物足りなさを感じていたかもしれません。でも、「いつもと変わらない時間を過ごせること」の尊さに改めて気づいたのです。
もしかしたら聴力は戻らないかもしれない。それでも、不安に押しつぶされるのではなく、「それでもいい」と少しずつ受け入れている自分に気づいた元旦でもありました。
年齢とともに訪れる「ゆらぎ」をどう乗り越えるか
50代になると、体や心の変化を感じる機会が増えます。体の不調や治らない症状、そしてそれに伴う心の揺らぎも少なくありません。
私自身もそのひとり。でも、そんな中で出会ったのが「呼吸法」でした。
簡単な呼吸法で「今の自分」を整える
呼吸を意識するだけで、心が整い、自分と向き合う時間が自然と生まれることに気づきました。特におすすめなのが、以下の「「4-7-8呼吸法」です:
1. 姿勢を整えて座る
2. 口から8秒かけてゆっくり吐く
3. 鼻から4秒かけてゆっくり吸う
4. 息を止めて7秒キープする
これを3~5回繰り返すだけで、不安や緊張が和らぎ、心が穏やかになります。朝や寝る前に取り入れるのがおすすめです。
私たちは1日2万回もの呼吸をしています。その呼吸を「意識する」だけで、心と体が大きく変わることに!
「私」を大切にする小さなステップ
50代は、自分に向き合う時間を持つ絶好のタイミングです。心や体の揺らぎを感じるからこそ、呼吸法のような小さなステップが、人生を豊かにするきっかけになります。
これからは、他人と比べる時代ではありません。「私」を大切にする、まさに風の時代です。
自分自身へ「ありがとう」を